2013年10月16日水曜日

よく死ぬ事はよく生きる事だ

タイトルは乳がんで亡くなった千葉敦子さんの本のタイトルから。

アンパンマンの作者であるやなせたかしさんが亡くなった。
心不全といっているメディアがおおいんだけれども、ちらっと癌だったっていってたところもあった。そして本人は知らなかったんだとか。



私は一人で告知を受けて治療方法の選択も一人でやってきたから隠されるってことは今までなかったんだけど、唯一手術後の説明だけは自分で聞いてないんだよね。

どうやらその結果があまり良くなかったから相方隠そうとしたみたい。

結果っていうのはリンパ部分の癌が癒着がひどくて取りきれなかったこと。

手術室に入る前にどんな事でも全部隠さずいう事!って言っといたのに。
一応は残ってるっていうのは言ってたけど、どの部分なのかとかそういう事はごにょごにょ言ってた。でも、それって隠す事になるのか?

怪しいと思ったから主治医に直接全部聞いたけど。

この間義母に病気の内容を隠しておこうとしてたって言われたんだけど、私一人で診察にいって主治医と話してるのにどーやって隠すんだろう?って思ったけどいまだに癌の内容を隠そうとする人いるんだねぇって思った。

大体病気の内容隠されて治療方法のジャッジってできないよ。

それって病気になった本人の生きる権利を奪ってる事にならないかな。
治療方法を選ぶのは患者自身の権利でしょう。

やなせさんは高齢だったから病気の内容を隠されたんだろうか。
いくら高齢でも自分の体の事を知る権利ってないのかな。
治療に耐えられない体力であったとしても、それをわかった上で緩和という方法もあったとおもうんだけど、知らないで痛い思いをしたりしなかったんだろうか。

どんなに末期でも私は自分の事を知りたいぞ。

期限があるのならそれまでにやりたい事をやってから死にたいもの。





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