2013年9月14日土曜日

一筋縄ではいかない病気/外国と日本の医療の差

先日来、周りの知人のガンを患っている身内の方が亡くなってゆき、いまさらながらに一筋縄ではいかない病気なのだなぁとおもったり。

自分の身内にガン患者おおかったんだけど、みんな手術して再発もなく完治を迎えているので舐めてましたわ。

とはいっても、それで怖い怖いと身を縮こまらせていてもなにもならないから、とりあえず目の前にあることを淡々とこなしていくだけかなと思っています。

私も先日熱だしちゃったりしたんだけど、この時期体調悪くする人おおいのよーと外来ケモの看護師さんが。
それが命とりになっちゃうこともあるんだろうなぁ。




この間 TwitterのRetweetで回ってきたツイがちょっと気になった。
その内容はお友達がガン患者のようなのだけれども、日本は主治医を簡単にかえられないし、自分がしたい治療を受けられない、死ぬときも病院だし、そのお友達のいる国では病気で仕事を辞めたら、辞めた会社の保険を使えるにしてくれた。日本はそんな気持ちの優しさがない。

そんな感じの内容だった。

これを読んだら日本で病気するの怖いってなっちゃうよねぇ。

日本人ておとなしいし、お医者様の言う事は絶対ってなってるとこがあるのかもね?というのは自分がガン患者になって感じた。

自分で自分の病気の事を学んで自分でどうしたいかをはっきり言わなかったら、お医者さんにも通じないよね。

私は初発のときはあまり深く考えもせず、一応は自分の治療の事について調べたけれども自分でこうしたい!というのはあまりなかったな。多分自分が死ぬとかいう意識があんまりなかったのかも。
なっちゃったものは治すしかないというそんな意識でしかなかったな。

でも、再発後は自分でやっていかなかったら死ぬって強く思ったから調べたね。
ものすごく調べたね。
でなければ主治医が提示してくる治療方法がどんなものかわからないものね。
そして、自分のやりたい事を主治医に率直に言ったね。
言ってもダメかもとはちらりとおもったけど、でも、言ってみなきゃわからないから。

主治医も薬剤師さんも正直全部の情報を網羅してるわけじゃないから、知らないところはいっぱいあると思うからいろんな論文探してエビデンスがある!ってことを主張したりした。

主治医も「今は一カ所の病院だけで治療する時代じゃないからねー。行きたいところがあるんだったらなんぼでも紹介状書きますよ」って言ってくれたし。「自分のちからじゃどうにもならなくても他のところと連携したら良い結果になるかもしれないしね」とも。

で、結局自分がしたい治療が最大限できてる。

正直再発したときに主治医とホスピスの話までしてる。

相方の会社の保険の高額医療のおかげで医療費助かってるし、私がどこかの会社で働いていて、病気になって会社を退職しなければならなくなっても社会保険の場合任意で続けられるんだよね。ってことを知らない人もいるんだろうな。

リアルな友達に前がんみつかって、手術することになってこの病院でいいのかな?ってなったとき、セカンドオピニオン勧めた。で、結局彼女は病院変えた。最近それ普通なんだよね。お医者さんとの相性ってあるとおもうんだー。治療法もさる事ながらお医者さんとの相性のためにセカンド、サードとオピニオン求めていくのは間違いじゃないとおもう。

在宅介護も末期がんの場合すぐに介護認定おりて訪問看護もうけられるんだと。
うちは狭くて一階にベッドをおくなんてできないからホスピスって自分で思ってるけど。
家族の精神的負担も軽いと思うし。

日本の医療そんなにわるくないと思うんだけどな。

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